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失われた世界 (光文社古典新訳文庫)

失われた世界 (光文社古典新訳文庫)

 

  よく聞いていたが、読んだことのなかった一作。やや文体は古いものの、登場人物の動機やキャラクターがわかりやすく描かれており、感情移入しやすい作品だった。また、当時の科学知識を用いてあれこれ推論するシーンも見ものだが、一番の見所は、登場人物の人々と一緒に未知の大地を体験できる点にある。未知の大地での様々な発見とスリル満点のアクション。今も語り継がれる名作であることがよく分かる作品であった。